
mizueです。
趣味の1つとして、
読書があるのですが、
私の好きな作家さんの1人が
”誉田哲也さん”。
先日、朝の情報番組で
彼の書く、”ジウ”という小説が
ドラマ化すると出ていたの。
え、あんな大変な小説をまたドラマに?
ちょっと前にも彼の作品がドラマ化されました。
知ってる方もいるかしら?
”ストロベリーナイト”というもの。
あれも結局ドラマ化はあまりに難しく、
私的には、がんばってるけど、うーんって感じだったんだ。
本を読まない人にとっては面白かったのかな?
私が彼の小説が好きなのは、
描写がすごく想像力をかき立てるところ。
基本、上にあげた二つの作品は、
言葉はあれだが、ほんとにグロい。
グロすぎるし、ちょっと吐き気さえ催しそうなぐらい、
ビビットな描写であり、痛みも伴う気がするの。
生なましいわけですよ、身震いするぐらいにね。
種別的には刑事物なんだけどね。
ちょっと気持ち悪い作品やら、
怖いものが嫌いな人だと、覚悟が必要かも。
でも、最近の私の中での彼の作品のヒットは、
武士道シリーズ、
”武士道シックスティーン”
”武士道ナインティーン”
この作品、映画化されたんですよね?
シックスティーンの方がね。
剣道をやる二人の少女が主役の作品。
彼がはじめて爽やかな作品を書いた、なんて文句が
本屋さんのポップにあった気がする。
いやぁ、こんなさわやかな作品ってどうなのよっと
勝手に私の中のイメージではないなって思ってしまって
つい最近まで読まなかったんだが、
古本屋さんでみつけて、そういやこれ読んでないと思い、
あ、読んでみようかなっと。
読んで、かなり衝撃的!
なんで読まないって選択をしたの?って思うぐらい
すごい心をつかまれた。
とってもいい作品ですし、シリーズ2作品目もよいのよ。
近く、3作目が出る、いや、もう出たんだったかな?
私は、”音楽”というものを仕事にしてるけど、
その原点の部分をつかれた感じで、すごく共感できたわけ。
仕事と限らず、なんにせよ、真剣に何かに向かっている人には
いつか向き合う岐路ってものがある。
きっと共感できると思います。
おそらく、あんまり小説読むのが得意じゃない人でも
読めるんじゃないかしら?
映画も好きだけど、
漫画も好きだけど、
独自の脳みそ内映像化が可能な小説は、
またよいものです。